米国統合医療レポート

アンチエイジングとは

米国では1990年代からアンチエイジング(抗加齢)をうたった医療が行われています。現代医療の最先端の知識と技術を駆使し、加齢を治療の対象ととらえ、進行していく加齢現象を遅らせ、できれば逆行させ、可能な限り若々しいまま長生きしよう、というのが米国のアンチエイジング医療です。若さと力強さが礼賛される米国らしい医学と言えます。

アンチエイジング医療は、補完代替医療や統合医療同様、非常に多様性に富んでいます。そのため同じアンチエイジングという看板を掲げていても、医療機関によってそのニュアンスはまちまちです。

現実に行われているアンチエイジング医療の主な柱とその狙いは次のとおりです。

1)人間ドック

身体全体を精査し、問題の所在を発見します。

2)ホルモン補充療法(成長ホルモン、性ホルモン)

加齢とともに減少してゆくホルモンを補充します。

3)デトックス療法

主にキレート剤を用いたキレーション療法により、体内に蓄積する重金属や化学物質を排泄解毒し、蓄積による有害作用を軽減します。

4)サプリメント療法

抗酸化剤を服用して活性酸素によるダメージを抑制します。また不足しがちな栄養素を補充し、免疫系を活性化し、血管の老化を防ぎます。

5)運動指導、食事指導、リラクセーション指導

問題解決のための運動(エクササイズ)や食事・栄養を指導します。またストレス軽減のためのリラクセーションのしかたを指導します。

6)ボディケア、スキンケア、美容皮膚科

さまざまな手技により肥満の軽減をはかり肌のしわやしみを除去します。

アンチエイジング医療と補完代替医療とはさまざまな面で異なりますが、両者の間には、より快適な人生に能動的に取り組む姿勢、施療者と受療者の間の強い信頼関係、いわゆるエビデンスの蓄積に依存しない臨床応用、運動・食事・精神的な面への配慮、サプリメントの活用など、多くの共通する部分もあります。

基礎知識/サプリメントについて

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