米国統合医療レポート
サプリメントについて
ここでは米国のサプリメントについて、日本の健康食品(保健機能食品も含む)と比較しながら、簡単に説明します。
サプリメントの種類
サプリメントは大きく次のような種類に分類されます。
1)ビタミン・ミネラル
単味のまたは配合ビタミン・ミネラル剤。
(例)ビタミンA、B、C、E、ベータカロテン、ナイアシン、葉酸、カルシウム、マグネシウム、クロミウム、亜鉛、セレン、カリウム、鉄など。
2)ハーブ・植物製品
植物や植物成分から作られた単味のまたは配合製品。
(例)エキナセア、ガーリック、ニンジン、ギンコービローバ、マオウ、セントジョンズワート、レッドクローバー、キノコなど。
3)ミールサプリメント
食事代りにしたり食事を補ったりするための液体栄養処方。
4)スポーツニュートリション
運動能力や筋力を高めるための錠剤、カプセル、粉末、ドリンク剤。
5)スペシャルティ
他のカテゴリーに属さないもの。
(例)グルコサミン、コンドロイチン、CoQ10、MSM(メチルスルフォニルメタン)、大豆イソフラボン、EPA、DHA、アシドフィルス、SAMe(SアデノシルLメチオニン)、DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)、メラトニン、5HTP(5ヒドロキシトリプトファン)など。
この中でスポーツニュートリションは異質のカテゴリーで、対象者も目的も、製品も企業も他と異なります。多くの場合、若くて十分に健康な人がそれ以上に能力や筋力を劇的に高めることを期待して服用し、製品のラベルも宣伝も、非常に刺激的なものが大部分です。
副作用が多い(エフェドラ含有ダイエット剤)、ホルモンを含んでいる(アンドロステンジオン含有筋力増強剤)などの理由で販売中止になったのもこの分野のサプリメントで、同じサプリメントとはいえ、他と区別して考える必要があるのではないかと思います。